ボディキャラクターについて
心と身体は繋がっている
自然療法の業界ではそのようなフレーズが良く言われます。
では、具体的にはどのように繋がっているのか?と言うことですが、例えば風邪や病気での体調不良で、身体が重く、動きづらくなった場合、心も鬱々として、動くのが億劫になったり、考えもネガティブになってしまいます。大きな口内炎が口の中で存在をアピールしていれば、人に優しくする事がイライラと困難にもなります。
──いつも不機嫌そうで難しい顔をしているあの人も、もしかしたら身体のどこかが悪いのが理由なのかもしれません──
健康で血行もよく、怪我も無く、内臓の調子も良ければ、心も軽く、表情は明るく、ポジティブでパワフルに、積極的に行動することが出来ます。
日常を見渡してみると、このような「心と身体の関係性」は沢山見て取れるはずです。
それぞれに身体の形は異なっています。
背が低い人、高い人、細い人、太い人。
背が低いが胴が太い、身体が大きいが手首足首が細い
骨盤の形が大きい、小さい、横に広い、後ろに出ている、前に傾いている
目が大きい、細い、タレ目、つり目、鼻が広い、鼻孔が上向き、下向き、エラが張っている
肩が狭い、広い、なで肩である
このような身体的特徴は、実は精神的なキャラクター(つまり性格)と完全にリンクしています。
例えば骨盤が広い方は一般的に包容力があり世話好きだが散漫であることが多く
骨盤が狭い(お尻が小さい)人は、狭く深く身内を大切にするため、敵味方が明確であり、集中力が強い。
などです。
そしてこの身体的特徴は、季節や人生の上り坂、下り坂などで変化しています。
上の話でいえば
骨盤が開きすぎれば弛緩しすぎの鬱となり(副交感神経の過剰)骨盤が閉まりすぎれば、緊張し過ぎの躁となります。(交感神経の過剰)
下り坂においては、生命力も弱り、病気や怪我も多くなります。
ご自身の体の特徴と、それの持つ性格を理解すれば、自分のことを改めて客観的に見ることが出来、
ご自身の性格、性質をポジティブに使うことが出来るようになります。
※「体癖」整体の生みの親であり、整体協会主催の野口晴哉(のぐち はるちか)師考案の知恵。ボディキャラクターは体癖の知恵をお借りし、独自に解釈を加えたものです。
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