不調はどこからくるか
体の不調はどこから来るのでしょう?
筋肉?骨格?神経?血液?細胞?
それとも?
色々な事が考えられますが、今現在体に何らかの不調があるのであれば、確実に言えることが一つあります。
それは一言で言えば、心身全体としての「バランスの崩れ」
具体的に言うと「重心のズレ」が有るということです。
人の体にとって最も理想的な重心バランスとは
「上虚下実」と呼ばれる状態です。
上虚下実 とは、上半身が虚 つまり力みがない状態。
逆に下半身は実 どっしりとして充実している状態の事。
つまり重心は下に有る方が良いということになります。
それは具体的には「肚」
「丹田」と呼ばれる部分に有るのがいいのです。
丹田の位置については、お臍から三寸下
一寸は人差し指の第一関節から第二関節までの長さ
そこを中心としてざっくりと言えば下腹部全体に重心が有るのが良いのです。
ここに重心があれば、躓いて転倒することも無く、
体幹がしっかり安定するため、心に余裕も出てきます。
骨盤の身体意識が開くため、腸や生殖器の血行がよくなり、冷えや便秘が解消
そして代謝も良くなって肌質もキレイになってきます。
調子が悪いとき、心がイライラわさわさとざわめいているときは
例外なく重心が上がって、バランスを欠いています。
なので怪我もしやすくなってしまいます。
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